中国撮影 〜東ガン編〜
2019.1.31 Thu

Photo & Movie Blog Vol.5
こんにちは。
カメラマンの聖巴です。
前回の中国撮影〜保定編〜から今回は中国南部は広州地域
深セン近郊の東ガンが舞台。
この日は北京空港から深セン空港まで約3時間半のフライトから
そのまま現場入りして撮影となる東ガンのお仕事。
(やはり中国は広かった。。w)
【写真】北京空港 : 色々空港は見てきたけれど、ここも大きかったw
【写真】バスで飛行機に搭乗、滑走路から飛ぶ飛行機を今までで一番近くで見れた。
【写真】あまり良いと思えない光景。。深センや香港近辺の湾。
最初は黄河が流れて海に出たのかなっと思ったけど広州に黄河は来ないw
現場までの道中は北京市内とはガラリと変わり、
土埃舞う路上と、立ち並ぶコンクリート朽ちかけの商店や建物が
発展途上のアジアの空気を放っていました。
こんなところをカメラ片手に歩きながら、
人々の営みや、町並みのスナップ写真が撮りたいと
密かに思いながら現場入り。
着いて社長(向こうでは総裁)に挨拶をして、
軽く打ち合わせをしてロケハンもそこそこに撮影開始。
初めての場所なうえに工場なので騒音がひどく、
さらには会社の制服ロゴなど特定できるものは撮影NG
そして時間も限られている。。(笑)
非常に条件がハードな撮影でしたけれど、
テイク&ランのスタイルでC200とOsumo Pocketが
活躍してくれてなんとか無事に終了。
時間がない中でもカメラマンとしては出来る限り
単焦点のレンズで良い描写で撮ってあげたい。
だけどレンズ交換はしている暇もない。
海外撮影は飛行機の重量制限があるので、
機材の割り切りを余儀なくされるのですが、
レンズを割り切ってる分、交換時間がないので
それはそれでたくさんのカットも撮れるし良い結果になりました。
そんなこんなの状況でも一生懸命に撮影していたら、
仕事終了後、「夜ご飯をみんなで食べにいこう」とお招きに預かり、
一人ワイン一本のノルマだーっと六本のワインを開けられ、
ドンドンとデキャンタされて、くるくる回るテーブルに運ばれてくる。。
そして、おなじみの「干杯」
中国人は酒好きが多いのか驚くほどよく飲みますね。(笑)
こういったノリは昔から散々経験してきたので、
僕にとっては楽しい食事でした。
(前回の中国出張はこのノリでゾンビになりましたがw)
しかし、、、、、、
中国初出張の制作スタッフの一人が、
中国交流での飾らない良い言葉を放ったことを皮切りに、
皆さんのテンションは上がりに上がり食事だけで終わらず
カラオケまで行くことに(笑)
カラオケ盛り上げ男としてはしっかり盛り上げれるために
「タンバリン」を貸して欲しいと尋ねるも残念ながらなかったので、
手拍子で盛り上げ、たまに歌い、記念写真を撮り、
仕事を忘れ、とても楽しい時間でした。
【写真】ノルマをこなすまで食事会が終わらないよ〜っ
と言っていたけれど、割りと早く空いたという。
もちろん日本クライアントの営業の方が、
これまで4年以上に渡り良い関係を築いてこられた上に
こちらの制作スタッフの働く姿勢を見てくれて
僕たちへも好意も持ってくれ頂いた今回の時間。
お互いに言葉はわからなくても、相手の目を見て会話を聞く、
思いやり、楽しんでもらいたいという気持ちは、
世界広しと言えど、人は万国共通なのだと今回でまた改めて学べました。
そして、総裁が37歳と僕の2つ上だと聞かれた時はびっくりでした(笑)
2個上でここまでの起業家かい〜〜〜〜!!! っと。
いや〜、中国人も頑張っていますね。
日本は今、希望がないとか、失われた20年30年だとか、
あれこれ言われていますが、環境のせいにするのではなく、
自分次第で何かを必ず変えることができるはず!!
そんな想いをまた強く持ちました。
次の日に無事帰国して成功で終えれた中国撮影弾丸ツアーでした。
次回はどんな記事を書こうかな。
2〜3日に一度のペースで更新していきますので、
お時間あればまたのぞいてやってくださいね。
それでは、
「いま、この瞬間を大切に」
目の前にある日々を楽しんでいきましょう!!
2019.1.31 山口聖巴
余談ですが今回運んだ機材は、
カメラ
Canon C200、OLYMPUS EM-1 M2、Osumo Pocket
レンズ
EF50mm F1.4、EFS18-135mm F3.5-5.6
SD11-20 F2.8、M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6
SUMMILUX 12mm F1.4
その他
スライダー、三脚、一脚、LEDパネル、スタンド、ジンバル
などなどを選択しました。
その他機材と衣類などの日常品を入れたスーツケースは、
機内預け重量制限の23kgギリギリ(笑)
搭乗チェックインで「おぉ〜」っと歓声。
セーフでよかった。。
カメラマンでしたら、ほぼそうだと思いますが、
カメラやレンズなどの精密機器は必ず機内持ち込みです。
ハードケースに入れたらあれでも大丈夫かもしれませんが、
預けると悲惨なことになりますからね。
大切なものは機内持ち込みをお勧めします。
【写真】非常に上手くパッキングできた図 (笑)
【写真】雲台などはバラさないとさすがに入らず。。この雲台が意外と重い。