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燃えてきたぜ!!!

2019.2.15 Fri

Photo & Movie Blog Vol.10

【トップ写真】
広島市現代美術館
松江泰治 地名事典
TAIJI MATUE gazetteer より

こんにちは。
カメラマンの聖巴です。

2月も中旬に入った昨日は先輩カメラマンのA氏と
画材屋と美術館を巡ってきました。

さらに、、

美術館の売店で見かけたチョコが気になり
バレンタイン当日にも関わらず男二人で

中区江波に出来ていた リタルダント
(rit. craft chocolate and coffee)

を訪れた後にその危険性に気がつくという
フィナーレでしたが(笑)

まぁ、良い1日になりました。

※言うまでもありませんが僕はストレートですw

写真活動において

2019年はどこかのタイミングで自分の個展をしてみたい!!!!!

というのが目標としてありまして

昨日はその漠然としたイメージを動いてみることで
膨らませることができました。

いや〜行動するって、体験するって
大切だな〜っと改めて感じました。

ネットで新しい知識や写真を見るだけで
知った気になってちゃいかんですね。

幟町にあるブラック画材では、

これまで撮り貯めている旅の写真やお仕事の写真。
そして、これから撮っていく写真。
それをどんな風に額装してどういう表現をしたいのか。

額のサンプルを見ながら

東インド貿易会社(僕にとってはw)要は海賊の世界観を
連想させるものや
ハワイアンやアジア風テイストなど

はたまた無機質だけど、
奥行きのある額で展示方法で遊べそうな額

表現は数限りなく自由ですね。

昨日は結果自分がどんな風にしたいかをもっと掘ろうという
気持ちにスチャっと着地して
久しぶりに受注生産でなく自主生産をしようという
気持ちが湧いてるところにワクワクが注入できました。

自分の子供に洋服を着せるような気持ちだな〜っと
額装も愛だな〜なんて思ってみたり(笑)

イメージを置き換えたりながら画材屋を楽しみ次に向かったのは
広島市現代美術館!!

何かの写真展を参考にみたいと思いこちらで松江泰治さんの
回廊展が開催しているのを思い出して行ってみました。

美術館と自分
【写真】
美術館前で記念にパシャり

こちらでも15時から閉館までの2時間があっという間に
過ぎたと言える見応え感と刺激をもらいました。

松江泰治さん 1963年 56歳

東京生まれ 東京大学理学部地理学科卒業
1996年 第12回 東川賞新人作家賞 受賞
2003年 第27回 木村伊兵衛写真賞を受賞

という写真家さんで、

松江さんは世界各国を旅して、被写体として選ぶのは
山間地、森林地帯、高層ビルの都市などの土地の表面
いわゆる地表を撮影している人。

撮影において構図に地平線を含めない
被写体に影が生じない順光で実行する
といったルールを自らに課すことで一貫して
写真本来の性質である平面性を追求してきたそうです。

そうすることでコントラストや奥行き
中心と周縁との区別を周到に排除し写り込んだ
すべての要素が等価に扱われた画面が生み出されているようです。

ん〜、文章だけ見ても何それ?って感じですよね。(笑)

広島市では2月24日まで開催しているので
興味がある方は足を運んでみてください〜〜。

作品列
【写真】
撮影可能でしたので中の様子の一部を一枚
110.0 × 137.5の大きな作品が並び圧巻でした。

作品
【写真】
今回の回廊展で一番好きだった作品

こういうのもやっぱり実際に行って見て感じて自分なりの
感想や感性に刺激を与えることが大事だと思いましたし
時代が流れ写真表現の考え方やその見方が
どれほど安易的になったか身を掴まされる思いでした。

今では懐かしく貴重な大判カメラの作品もあり世界へ
あんな大きなカメラを持ち運び実際に足を運び
用意周到にシャッターを切る。

フィルムだって安くなく一枚1000円はしたそうです!!
1シャッター/1000円、そして現像代。。(泣)

う〜む (笑)

デジタルになって一回のシャッターを切る重みが減らないように
気をつけてるつもりだけど、この重みは色々な面で重いですね(笑)

とはいえ順路通り回ってると地表だらけの
作品に最初はつまらないな〜っと見てたら一緒に行ってた
先輩カメラマンA氏が

「これは作品から少し離れて自分がファインダーを覗いた時の
 距離感を感じたりテクスチャーのように見ると面白いよ」

と教えてくれてことでそこからはもう地表から
一気に頭の中に模様が浮かび上がってきて観覧が楽しくなって
目から鱗なアドバイスでした。

その物の楽しみ方を知ってる人と一緒に行動するのも
また自分を広げてくれますね。

感じ方や見方は人それぞれに個性があると思いますが
僕は松江さんから特に刺激を受けたのは
作品に対する考え方と行動に移すバイタリティでした。

森山大道さんとの対談記録もちょこっとあったりしましたが
言ってることがわからない。。(笑)

写真家、カメラマンにとって「見る」という
一番大切な動作を深く深くふかく考えていた
その見識力

僕も世界をちょろちょろする旅好きだけど訪ねて
作品を撮ってきた箇所の数。

そして時代は移り変わりフィルムカメラから
デジタルカメラになっても積極的に技術を取り入れる姿勢
さらには動画作品展示もあって
その行動力に感服でした。

また作品に対する思いが誠実で情熱的な人だと感じました。
そして世界を旅する度胸がある。

今年に入ってからというものご依頼を頂き誰かを想い
表現することも大好きなのですが
自分の内側にあるもの深く知り表現して形にしたいという
情熱が沸々と湧き上がってくるのを感じる中で

今回の回廊展に巡り会えたのはツイていました。

まだ自分にどんな個展にできるか
またそれがいつ頃になるのかははっきりとは見えていませんが
こちらのブログでも開催発表できることを目指して
また日々、写真道を歩みます。

長い文章に関わらず最後までご拝読ありがとうございました!!

次回は2/17(日)に更新予定です。

それでは、
「いま、この瞬間を大切に」
目の前にある日々を楽しんでいきましょう!!

2019.2.15 山口聖巴

「情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせよう
花瓶に水をあげましょう 心のずっと奥の方」

引用
歌 THE BLUE HEARTS
作詞 : 甲本ヒロト
作曲 : 甲本ヒロト

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