2年間で一変した生活があたりまえになっていくとーー。
2022.3.11 Fri

Photo & Movie Blog Vol.110
【今日の一枚:自分が幸せだと隣の人も幸せ】
こんにちは。
iDS Studioの 聖巴 (せいは)です。
今日で東日本大震災から11年が経ちましたね。
あの日は原爆ドームを撮っていた日で、夕方以降
東日本が大ごとになっていたのをよく覚えています。
11年もの歳月が流れても、未だに完全には復興していない
福島の皆様が少しでも早く元の生活が送れるよう
心よりお祈り申し上げます。
原発の事故処理も未だに完了しないでいるようで
汚染水を貯めるタンクが今年の秋には満タンになるそうです。
東電と国は、できる限り汚染除去して海へ流すそうですが
果たしてそれは大丈夫なのか。。(汗)
戦争なんてしてないで、人類の叡智を解決にむけて
集約して欲しいものです。
さてさて、大きなことを心配しても人間ひとりに
できることは、目の前を自分なりに幸せに生き抜くことのみ。
今週は、これから始まる撮影ラッシュに向けて
ロケハンに2本行ってきました。
2本とも観光業の案件で
□宮島の良さを若者に届けるためのTVCM
□庄原観光を訴求する春夏のPRムービー
になるのですが
まぁ〜どっちも遠方で、さらによく歩くので疲れたっ(笑)
ですが、2本のロケハンで新しい心の気づきがありましたよ。
卒業シーズンの観光地。
広島はマンボウ明けになり、大勢の観光客で
賑わっている宮島が、その日はありました。
商店街から厳島神社までを明らかに10代から20代前半の
若者たちがウキウキ、キャッキャッと観光を楽しんでいる。
その若者達を見て、なんだかいつもと違う感情の変化を
自分に感じたのです。
「若いっていいな〜」っという40代に膝まで浸かっている
30後半のおっさんは、もはや心もおっさん(笑)
これは、基本的に感じることですが、もうひとつ。
10代、20代の輝きと、自ずと出ている若きエネルギーが
なんだか眩しくドキドキする。(若い女子ってわけじゃなくね)
おかしい、かつてこれほどまでに若さに対して
心が動くことがあっただろうか。。なぜだ?
そう思った僕は、制作チームで同行していた
監督兼編集担当のO氏と一緒にこの感情を深掘り始める。
ロケハンも終盤になり、夕日を待っている時でした..
深掘りしていった結果、
□田舎暮らしのため、コロナ禍で大勢がいる場所に
行くことがほぼなかった。(特に今年に入ってから)
□仕事で会う関係者は同年代以上であり、社長さんとか
目上の人が多い。
□通勤もそのほかの移動も基本的には車なので人に接しない。
□仕事で都市部にいくことはあってもドア to ドア。
□今まで宮島はブライダルや撮影本番だったので
観光客はただただ、進路妨害する壁だった(笑)
と、こんな原因があるな〜っと考えていったわけなのですが
若者達に接することがなかったどころか
この2年間は大勢が集う環境にほぼ行くことがなく
今回の宮島の観光ムードがお祭り騒ぎみたいで単純に
楽しく、ワクワクさせていたことが一番大きいと判明!!
それだけではなく、僕の住まいは田畑や山に囲まれた里山。
スタジオも田舎に構えているので都市部に暮らす人たちほど
コロナに関する影響は感じてなかったのですが
コロナによって生活が一変したことで
実は失われていた感情や思考があったのでないかと
今回の宮島ロケハンでふいに気がついたこと。
「一変して変わったことがあたりまえになってきている」
人は習慣で生きる生き物。
この2年という歳月は知らないうちに人の感情をなくし
つまらなくさせているのではないかと改めて思った。
もう少し行動は制限されるかもしれない。
だけど今日からは、心まで制限されないようにしようと
感じたロケハンとなったのでした。
また、若いっていいなと感じたこととは
逆に歳を重ねることのいいことも
同時に考えた夕暮れ時でした (笑)
みなさんは歳を重ねることのいいことは
何があると思いますか?
長くなったので、庄原ロケハンについては次の機会に。
広島の県北エリアは別世界がありました(驚き)
最後によく公開している写真だけど
もう開催が中止された宮島水中花火大会の写真を一枚!!
それでは、
「今、この瞬間を大切に」
週末を面白がっていきましょう!!!
2022.3.11 (金) 山口聖巴
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